その他の不用品・遺品整理など

家具類

不用品回収のイメージ

リビングに鎮座するサイドボードやキッチンでの食事を支えてくれるテーブルやイスなどもそのうち捨てる時がやってきます。 新聞やペットボトルほど短期間の使用で廃棄されることもなさそうですが、住宅をリフォームしたり新築したり、お引越しのタイミングでは捨てられることも多くそれほどレアなゴミでもありません。 近頃話題の遺品整理、または生前整理を依頼する人も多く、その中にはソファやベッドなどの家具が多く見られます。 これらの家具は大きいのでゴミ袋に入れて普段通りゴミの日に捨てる人はいないと思いますが、この類のゴミは回収に来てもらった方がいい場合も多いのでそのことは覚えておきましょう。 どこに回収してもらうか、一番お得なのはリサイクルショップです。 ここなら無料で引き取ってもらうのではなく、それを中古品として販売する予定になっているため買取という形で処分できるからです。 不要な家具を回収してもらうと同時にいくらかの金銭を得られるので、対象になりそうな家具があったらとりあえず連絡して査定してもらうとよいでしょう。 あまりに古かったり年季が入りすぎて壊れそうなものですと断られるかもしれませんが、まだ数年は使えると判断される品なら試す価値はあります。 人気なのはタンスや本棚、テーブルなど木製の家具で、部屋の中にあるだけで心が安らぐ木目調なら査定価格にもおおいに期待ができます。 買取してもらえなさそうな家具なら役場に問い合わせて、大型のゴミを回収してくれるセンターを探します。 これだとお金はもらえませんが、その後の判断は向こうに任せられます。

生ゴミ

町内のご家庭で出まくる生ゴミも、ただ廃棄されているのではなくリサイクルされていることをご存知でしょうか。 どうにも使い道がなさそうで埋めたり燃やしていると思っている人が多いらしいですが、生ゴミも資源としては有用なゴミであるのです。 それほど応用の効く資源ゴミとは言いがたいのは事実ですが、全く使い道がないわけでもなく植物のために堆肥として有効活用されています。 公園に植えられている樹木や花壇の植木なんかは、皆さんの自宅のキッチンで発生した生ゴミによって育てられているかもしれないのです。 これが信じられないという人もいそうですが、昔は家庭で出た生ゴミを庭に埋めていましたし、即効性の肥料には数段劣りますが植物の成長を手助けする力はいくらか持っているので、回収後にリサイクルされる生ゴミもあるのです。 他にも植木を剪定したら刈られた葉っぱや枝が大量発生しますが、これも同じように使われているようです。 自然の山々でも枯葉や落ち葉は土に還って肥料の役目を果たしていますし、人間が意図的にその循環を手助けすることは容易いことです。 植木屋さんが回収した枝なんかはそのまま燃やしてはもったいなくので、堆肥原料として利用されている分も相当あるそうです。 その肥料によって育まれた草木も時期が来たら肥料になって次の植物を育成する立場になると考えると、植物はリサクルの見本ともいえそうですね。

廃油

天ぷらはとってもおいしい和食で子供も大人も大好きです。 旬の野菜をふんだんに使った天ぷらの盛り合わせをキッチンの食卓に並べられたら見ているだけでヨダレが止まらなく、はたからみたらとっても食いしん坊がいると指をさされそうな風景になるでしょう。 でもおいしい天ぷらを作るには大量の食用油を使わなければならず、その油はいくつかの天ぷらを揚げたあとには廃棄されることになります。 その使用済みの油もリサイクルの対象になっていることは毎日お料理をする奥様なら知っていることですし、天ぷらがメニューに載っている飲食店を経営している方、厨房で働いている料理人も当然知っていることです。 液体だからと水道水と同じように排水口へと流してはいけないのは常識ですが、これは下水を汚さないという理由だけでなく再利用するために回収しているのです。 調理に使われた廃油はバイオディーゼル燃料として、地球に優しいエコカーの燃料に加工されるようになったのはここ数年~数十年のことなので、まだまだ知らない人も多いかもしれませんが確実にその量は増加しています。 回収した油をそのまま料理に使われるのなら協力したくはありませんが、排気ガスによる地球の温暖化対策に利用してもらえるのなら「よし、力を貸すぜ!」と男前な台詞を言ってみたくもなるでしょう。 どうせ自分では使い道の無い廃油ですし、「エコロジー」と呟きながら回収に協力してみてはどうでしょうか。